「モンスターズ」覇者・如月零也が登場! 本人と姫に聞く、勝利の要因とは?

COLUMN〜ふゆつきコラム〜

冬月グループ年一回の狂宴バトル「FUYUTSUKI MONSTERZ WAR」。
冬月に在籍する「怪物たち」が集結したこの戦いを制したのは、Lucentの如月零也。
彼の勝利の要因を、零也さん本人と、当日のバトルを支えた姫・めぐみさん(仮名)のふたりに直撃しました!
ふたりの関係性からは、ホストと姫の新しい未来が見えるかも?

プロフィール
如月零也 Lucent所属のスタープレイヤー。店舗最高売上保持者。

 

モンスターズ優勝!その要因は?

零也さんとめぐみさん。二人三脚で優勝を勝ち取った盟友です。


インタビュアー

モンスターズ優勝、おめでとうございます! まずはその率直な感想を聞かせてください。


零也

嬉しかったですね! とりあえず当日まで、シャンコ(シャンパンコール)を聴いてたんです。気持ちを上げるために。


めぐみ

そうなんだ(笑)。


インタビュアー

ライバルだと思っていたキャストはいました?


零也

ああ、ライバルだと(ほへとに)伊呂波、あとは綾瀬詩、そのあたりかな。


インタビュアー

若手の成長株ですね。


零也

ネクストモンスターズのときに一緒だったんですよ。


インタビュアー

なるほど。ネクモンは綾瀬さんが獲りましたもんね。今回勝利できた要因は何だと思っています?


零也

いや、もうそれは(めぐみさんを見て)頑張ってくれたから。


めぐみ

うふふふ。


インタビュアー

売上はどれくらい行ったのでしょうか?


零也

1200万オーバーくらいかな?


インタビュアー

一晩で1200万! 稼ぎましたね! 普段と接客を変えたりしました?


零也

いや、そんなつもりはなかったですけど、いつもより酔っ払っていましたね。


めぐみ

緊張してたもんね。


零也

うん。緊張してた。


インタビュアー

横でめぐみさんが見ててもわかりました?


めぐみ

そうですね。普段そんなに酔っ払わないから(笑)。


インタビュアー

Lucent代表の美堂瞬さんが、勝利を知って泣いていたそうですね。


零也

そうなんですよ。店が有名になるのは嬉しいことなんで。

めぐみさんとの出会いは最悪だった!?


インタビュアー

めぐみさんは零也さんのことをどこで知ったんですか?


めぐみ

出会いはTwitterです。


インタビュアー

なんと、Twitterなんですよね。


めぐみ

なんかDMが来たんですよ。DMで営業されて(笑)。零也くん以外にもいろんな人からDMが来てたんですけど、文章もすごい丁寧だったし、そのときナンバーにもう入っていたのに頑張って営業しているから、ちょっと行ってみようかなって。


インタビュアー

DMでのアプローチからここまできたのはすごいですね!


めぐみ

DMがホント丁寧で、「こんな子いるんだ」って。


零也

すごい頑張ってDM送ってた時期で。去年のネクモンのときから。


めぐみ

零也くんは、Twitterだとめっちゃ悪いこと書いてる(笑)。だから、丁寧なDMとのギャップが気になったところもあります。


インタビュアー

実際に会ってみての印象は?


めぐみ

あんまり喋らないなって。こっちを全然見ないんですよ。


零也

人見知りだから。


めぐみ

私も人見知りだけど、こっちがしゃべんないと駄目だと思って(笑)、名前の由来とか聞いたりしましたね。


インタビュアー

人見知り同士の会話っぽいですね(笑)!


零也

最初はおばさんが出てくると思ったんです。サムネが壇●だったから。


めぐみ

それが本人だと思ったんだよね(笑)。初回はそんな感じで、ヘルプの人にめっちゃ煽られたのを覚えてる。でも、零也くんにはそんなに悪い気もしなかったんだよね。


インタビュアー

喋らないのが良かったり?


めぐみ

それはないけど(笑)。でも、帰ったあとのお礼の文章もしっかりしていて。


零也

文章を褒めるよね(笑)。


めぐみ

そこで盛り返したかな。


インタビュアー

文才が身を助けたわけですね。それからはけっこう通ったんですか?


めぐみ

いや、そこからはけっこう空いたんですよ。当時は別の担当がいて、その人のイベントでけっこうな額を使ったりしちゃって。で、ちょっと落ち込んじゃってお金もないときに、「お金使わなくて良いからさ、話聞くからおいでよ」って零也が言ってくれて。


零也

そうだね。


めぐみ

二ヶ月くらい経ってからかな?


インタビュアー

じゃあそのときに零也さんが支えになってくれたと。


零也

いや、支えというか八つ当たり先(笑)?


めぐみ

八つ当たりじゃないよ(笑)!


インタビュアー

どういうところが好きとかありますか?


めぐみ

ホストって、「枕だけしとけば良し」みたいなイメージがあるじゃないですか。でも零也くんはそうじゃなくて、人の気持ちを理解してくれるんです。上辺じゃなくて、心の距離を縮めようとしてくれる。自分の話もしてくれるし。


零也

はじめて聞いた(笑)。


インタビュアー

接客上で意識していたりしますか?


零也

なんだろうな……。


めぐみ

当たり前のことを当たり前にできることじゃない?


インタビュアー

お礼とか、なかなかできないですもんね。


零也

はじめまして、おはようございます、みたいな(笑)?


めぐみ

でも、最初はけっこう叱りましたよ。駄目なところだらけだったから(笑)。人間性は良いなと思ったんですけど。


零也

しょっちゅう怒られてましたね。女の気持ちがわかってないって。


めぐみ

最初の頃は連絡遅かったんです。中身はあるんだけど。ちょいちょい気になるところがあって、それをすぐ言っちゃうんで私は。でも、そういうところをすぐに改善してくれたのは大きかったかな。

優勝を機に、ふたりの関係性も深まった一方で、複雑な気持ちも生まれているようです。

零也優勝に感じた姫の複雑な心境


インタビュアー

今回、お客様がモンスターズに出ることを拒否するパターンも多かったみたいなのですが、めぐみさんはなぜ出場をOKしたんですか?


めぐみ

私は客として毎月毎月やることをこなしているだけなんで、その流れでモンスターズにもいたって感じで。モンスターズでは目標金額があるから、それをいかに達成するかって思っていたけど、当日はそんなことを考えている余裕もなく。


インタビュアー

モンスターズに参加するとなって、ふたりで作戦を練られたりはしました?


零也

2~3ヶ月前から参加するとは言ってたよね?


めぐみ

うん。でも特に何かをしたってことじゃなく。


零也

そうそう。とりあえずふたりで目標に向かって走ろうか、って感じかな。


めぐみ

二人三脚のような気持ちで。


零也

でも一位になるとは思わなかった。前回は優勝の売上が4200万くらいだから。


めぐみ

私もそこは目指してなかった。


零也

本当に7人の入賞枠に入ればと思ってたら、俺が一位でマジ?って。


めぐみ

高望みはしてなかったね。でも私は予感がしたんですよ。これは一位になったかも?って、めっちゃ嬉しかった。一瞬だけ。


インタビュアー

一瞬だけですか?


めぐみ

だって、優勝したら零也くんがめっちゃ有名になるじゃないですか。それに気づいてどんどん落ちてって(笑)。


インタビュアー

まぁ確かにそのジレンマはありますよね。推して推して、でも実際に優勝して有名になっちゃうと複雑、っていう。


零也

だって、看板出すのやめてほしいって言ってたもんね(笑)。

零也が見せた、ネクモンでの涙。それが運命を変えた


インタビュアー

なるほど。乙女心とはかくあるべしですね。ちなみにふたりの中で一番印象に残っている出来事ってありますか?


めぐみ

ネクストモンスターズで零也くんが泣きながら帰ってきたとき。


インタビュアー

それは悔しくて?


零也

悔しくて。


めぐみ

めっちゃ泣いてたね。そこで、私はこの人をめっちゃ応援しようと思った。


零也

俺もそこかな。うん。そこで変わったかも。ネクモンのときは入賞もできてなかったし、売上もヤバい状態で。


めぐみ

私も使うか使わないかっていうところだったんで。それでちょっと揉めたり。ね?


零也

そう。


インタビュアー

その悔しさを見てスイッチが入ったみたいな。


零也

でもそこで頑張る理由は見つかったかな。次の月にはナンバーワンを獲ったし。


インタビュアー

それはすごい! そう考えると、ネクモン敗退から今回の優勝はまさにサクセスストーリーだと思うんですけど、その間、おふたりに危機はなかったのでしょうか?


めぐみ

そんなのはしょっちゅうです(笑)。バースデーの前の、昇格祭のときとか。


零也

初めて1100万に到達したときですね。自分で手一杯になってしまって、雑に扱ってしまった。


めぐみ

うん。あのときは必死だったね。

クールでスタイリッシュなイメージが似合う。それでいて丁寧なDMの返信というギャップが素敵です。

 

常に発散、それが長続きの秘訣


インタビュアー

零也さんを支える立場のめぐみさんですが、他のキャストを応援している女性にライバル心とかあるのでしょうか?


めぐみ

ライバル心というよりも、尊敬はありますよ。私が目標にしていたのが、零也くんが働いているお店で一番お金を使っていたお客さんで。これだけ推しを支えている人はカッコいいなと思って、私もそれくらいやろうと思いました。


インタビュアー

あ、そこはそれぞれにリスペクトがあるんですね。


めぐみ

それはみんなあると思うけどな。


インタビュアー

逆に零也さんが感謝していることはありますか?


零也

それはもうすべてですね。一緒にいてくれることもそうだし、支えてくれることも。生きてることとか。


めぐみ

感謝か、そうだね。私もすべては感謝なんですね。


インタビュアー

ちょっと突っ込んだ質問をしちゃいますが、ここは直して欲しいところとかありますか?


零也

意外と子供っぽい。


めぐみ

そうかな(笑)? 私はちょくちょく怒りをぶつけて発散してるんで。けっこうみんな言えなくて離れていく子とかも多いみたいです。私は零也くんを応援すると決めたときに、気になったことは全部言うよ、って言って。


零也

うん、全部言われてるもん。

 

店舗を持つ――その夢のために


インタビュアー

今後の目標はありますか?


零也

プレイヤーとしては、あとは売上2000万円オーバーかな。あとは、役職を上げたいですね。自分の店を出したいので、それを学べる環境に自分を持っていきたいと思っています。


インタビュアー

零也くんにどんなホストにいてほしいとかありますか?


零也

喧嘩をしない、枕をしない……?


めぐみ

それは当たり前(笑)。私が感じたように、人と人との関係性を大事にするところはこれからも変わらないでほしいです。後輩の面倒見も良かったりするので。


インタビュアー

なるほど。惚れたところはこれからも大事にしてほしいと。とても良い雰囲気のふたり、ありがとうございました!

モンスターズ優勝を記念して歌舞伎町に設置された、零也さんの看板。

【あとがき】

「無理をしないふたり」というべきでしょうか? ホストと姫という間柄で、ここまでナチュラルな雰囲気があるのも珍しいと思いました。それがモンスターズ制覇という結果にもつながったのだから素敵ですね。そんな姫の心を巧みに掴む零也さんの看板は、歌舞伎町のど真ん中にドーンと鎮座しているので、ぜひご覧くださいね!

ピックアップ記事

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。